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2021年12月25日土曜日

37.塞翁が馬(とりでの近所に住む老人の馬)

人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま):何が人生の幸・不幸かは見極められず、奥深いものなので、人の知恵では予測できないこと。


辺境の塞(とりで)の近くに住んでいた翁(老人)の馬が逃げた。→不幸?

その馬が、良馬を連れて帰った。→幸?

息子がその良馬から落馬し、足を骨折。→不幸?

砦に異民族が攻め込んできて戦争が起こり、近辺の若者は応戦で9割死んだが、息子は骨折のため兵役を免れ、父と共に生き残った。→幸。



何かを手に入れて喜んでも、同時に失うかもしれないという不安の種になる。

例えば、壊したり無くしたりすれば悲しみに変わるし、奪われたら悔しさや憎しみにも変わる。


何も起こらなかったとしても、妬まれたり、それを目当てに変な人が寄ってきたりする。

手に入れた価値が高いほど、危険も大きい。


ないことに悲しんだり、あることに喜んだりするよりも、大事なのは感謝だ。


一喜一憂するより、今あることに感謝。


いいことがあっても、傲慢になったりせず。

それによって、まだ誰一人救えたわけじゃない。


悪いことがあっても、謙虚に受け止め。

それをバネや教訓として、前向きに生きよう。


そうは言っても、人間だから。

悪いことがあったら、気落ちするし。


いいことあったら、喜んじゃうよね。




羽の角は一気に

塞翁の翁が10画、ということは、羽は6画だったのね。


号は5画、ということは、一の下は一気に書く。
これが、一筆書きの限界か。

号の成り立ちは、首から下を生き埋めにされた罪人が泣き叫んでいるところ、らしい。

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