人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま):何が人生の幸・不幸かは見極められず、奥深いものなので、人の知恵では予測できないこと。
辺境の塞(とりで)の近くに住んでいた翁(老人)の馬が逃げた。→不幸?
その馬が、良馬を連れて帰った。→幸?
息子がその良馬から落馬し、足を骨折。→不幸?
砦に異民族が攻め込んできて戦争が起こり、近辺の若者は応戦で9割死んだが、息子は骨折のため兵役を免れ、父と共に生き残った。→幸。
何かを手に入れて喜んでも、同時に失うかもしれないという不安の種になる。
例えば、壊したり無くしたりすれば悲しみに変わるし、奪われたら悔しさや憎しみにも変わる。
何も起こらなかったとしても、妬まれたり、それを目当てに変な人が寄ってきたりする。
手に入れた価値が高いほど、危険も大きい。
ないことに悲しんだり、あることに喜んだりするよりも、大事なのは感謝だ。
一喜一憂するより、今あることに感謝。
いいことがあっても、傲慢になったりせず。
それによって、まだ誰一人救えたわけじゃない。
悪いことがあっても、謙虚に受け止め。
それをバネや教訓として、前向きに生きよう。
そうは言っても、人間だから。
悪いことがあったら、気落ちするし。
いいことあったら、喜んじゃうよね。
羽の角は一気に
塞翁の翁が10画、ということは、羽は6画だったのね。
号は5画、ということは、一の下は一気に書く。
これが、一筆書きの限界か。
号の成り立ちは、首から下を生き埋めにされた罪人が泣き叫んでいるところ、らしい。
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